五感で見る映画〜ファッション編

おはようございます🌞
ebigoro2 です😃

ファッション編おススメの映画は、
2018年公開の『ヴィヴィアン・ウエストウッド〜最強のエレガンス』と2015年に公開された私が大好きな❤️映画『繕い裁つ人』の二本です!

映画『ヴィヴィアン・ウェストウッド  最強のエレガンス』84分。

2018年、イギリス🇬🇧
 
 英国エリザベス女王から〈テイム〉
の称号を与えられ、
名だたる女優やモデルたちを魅了し、
『セックス・アンド・ザ・シティ』で
ヒロインが身につけたウェディングドレス
の膝丈バージョンは即完売!

 そんな数々の伝説を持つ
ヴィヴィアン・ウエストウッド。
パワフルな彼女は、
77歳の今でもまだまだ現役!

  英国カルチャーのトップに君臨する
彼女を、3年間に渡って密着取材した
ドキュメンタリー映画です。

 彼女の人生は、まさに波乱万丈。
 二度の離婚を経験。
 デザイナーとしての躍進と
挫折の両方を経験し、
無一文になったことも。

 25歳年下のパートナーや
彼女の家族の証言で
明かされる素顔は、
やっぱり破天荒だけどキュート。
 
 でもデザイナーとしての彼女は、
一切手を抜かないし妥協もしません。
 
「 こんなレベルのモノを人目に
晒すくらいなら
最初から出品しない!」

 より良いものを創り出すために、
スタッフに対して強烈なダメ出しを
バンバン出していきます。

  あそこまで突き詰めてはじめて、
あの素晴らしいドレスたちが
生まれたんだなぁと思います。

 普段見ることが叶わない、
ファッションショーの裏側や
制作過程が見れたのは良かったです。

 私が観に行った日に、
服飾系の勉強をしている学生さんが
大勢見に来られていました。
 先生らしき人もいらっしゃったので、
もしかして授業の一環だったのかも
しれませんね。
 
 あの素晴らしいドレスたちを
大画面いっぱいで見られるのは、
映画ならでは。

 ファッション好きな方は
観に行ってみては?
 
 おススメです。

 かっこいいですよね。

 これらの言葉や格言がまた、
ストンと心に響くし、腑に落ちるのです。


映画『繕い裁つ人』104分。

 2015年1月31日公開。


【あらすじ】

 丘の上にある、
店舗兼住宅の小さな洋館ー
『南洋裁店』。

祖母亡き後、2代目店主となった 
南 市江(中谷 美紀)は、
母の広江(余 貴美子)と
二人で暮らしています。

 市江は、洋服を仕立てることに対して、
一切妥協しません。

 仕事着のネイビーブルーのワンピースを
キリリと身につけ、背筋をピンと伸ばし、
古い足踏みミシンを動かす市江の姿は、
凛としてとても美しい。
 市江の作る洋服には、
独特の存在感と気品が備わっており、
思わず引き込まれてしまう。
 そんな市江の作る洋服に注目をしたのが、
丸福百貨店・企画部・婦人服売り場担当の
藤井(三浦 貴大)です。

 市江の友人ー牧葵(片桐 はいり)が
経営する雑貨店に入った藤井。

 そこで市江の作った洋服に出会い、
一目で気に入ってしまいます。



 藤井は、デパートの目玉企画として、
市江の作った洋服をブランド化したい
と提案するが、 断られてしまう。

 しかし、藤井は諦めません。

 彼は、市江を説得する為に、
丘の上の店まで日参します。

 
 藤井が市江の店のアトリエで見たものはー

 祖母の代から使い込まれた
古い足踏みミシン
ハサミや針などの道具類。
 今でも現役で使われている、
祖母が残した型紙。

 愛着のあるモノに囲まれて、
日々真剣に洋服と向きあう
市江の後ろ姿でした。

 ある日、女子高生のユキ(杉咲 花)が、
母の着られなくなったワンピースを手に
やって来ます。

 そのワンピースは、
市江の祖母が仕立てたものでした。
 母に比べ小柄なユキには大きすぎたが、
市江はその場で大胆にカットして
しまいます。


 出来上がったワンピースは、
小柄なユキが引き立つ
かわいいミニ丈に生まれ変わっていました。

 後日、ワンピースを身につけたユキが、
嬉しそうに彼氏とデートをする姿を
藤井は目撃します。

 

 ユキ以外にも、老若男女問わず
次々とお客がやって来るので、
市江の毎日は忙しい。

 顧客本人と直にやり取りしながら、
思い出の詰まった古い洋服を、
日々市江は繕い続けていきます。

 

「顧客のニーズや
ライフスタイルの変化に合わせて、
その人の人生に寄り添う服」
を作り上げようとする、
市江の職人としての姿勢。

 出来上がった
今の自分に一番似合う服を、
嬉しそうに試着する顧客たちの姿。

 彼らの姿を見るにつけ、
藤井の考えは徐々に変わっていきます。 

  
 一方、市江も藤井に説得されるうちに、
迷いが生じます。

 今のまま、
祖母の作った型紙に沿って
洋服を作り上げるだけでいいのか?

 これまで、一切ブレてこなかった市江に、
初めて葛藤が生じます。
   


【 作品の見所】

 市江の作る
着た人が輝けるような素敵な洋服。

 彼女のライフスタイル。

 ドラマチックではないけれど、
少しずつ互いに惹かれあっていく
市江と藤井の静かなで淡い恋。

 それだけじゃないんです。

 ロケ地である神戸の街並み。

 市江が母親と暮らす店舗兼住宅の
洋館の内装や家具。

 アトリエ内部の、
祖母の代から使い込まれた道具と、
とりどりの糸や布見本帖やボタン
などの小物たち。

 かわいいものが溢れている、
市江の友人ー牧葵の雑貨店。

 アンティークな雰囲気の
市江行きつけの喫茶店と、
そこの名物のちょっと大きめな
白いチーズケーキ。

 顧客の為に、市江が年に1度開く、
クラシカルな雰囲気の夜会。
 正装した顧客たちが踊る、
優雅なワルツの調べ。

 藤井の妹・葉子が身につけた、
軽やかで美しい
ウェディングドレスとヴェール‥。

 とにかく、女子が大好きなものが、
これでもかとたくさん出てきます。

 登場人物、衣装、ロケ地、
小道具のひとつひとつ
何もかもぜんぶ素敵です。

 監督は、『しあわせのパン』の
三島有紀子監督です。

 

    



ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

 

 

 

 

 
 



ebigoro2's HAPPY CINEMA LIFE

大好きな映画やDVD。 日々の生活のあれこれー お気に入りのモノや 風景とともにー ゆるく気ままに綴ります(๑˃̵ᴗ˂̵)

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